新製品を考えながら現製品を更に売る工夫

あるお客様から「売り上げが毎年落ちてきてどうしたものかと・・・・・・。新製品でも考えないといかんなー。何かいいアイデアない?」
なんて聞かれても簡単なわけにはいかないわけで。でも聞かれれば答えないわけにはいかず、取りあえずこれまでセミナーに参加して聞いたことなどを思い出してまとめてみました。

新製品を考える
「自分の勝手な考えでアイデアを売り込んだとしてもなかなかヒットしない。売れる秘訣はお客様(消費者)が持っている。」と言われているとおり、お客様の考えや思っていることを無視をしては、自分では良い製品ができたと思ってもなかなか売れないのも現実です。
ひとり一人にアンケートを取るわけにもいかず、ではどのように考えればよいのかということになります。

「困りごとの解決」「より使いやすく」「あれば便利」などから考えればアイデアが出やすい
鍋やヤカンの蓋に開いた小さい穴は中の蒸気を逃がし、蓋がカタカタ鳴ったりするのを防ぐためのもの。これは昔、主婦が思い付いた特許製品らしいです。
このように日常での「困りごと」や「あれば便利」などから入り込んで考えれば良いアイデアが生まれやすいのかもしれません。大部分の人からの支持を得られ喜んで使ってもらえる製品が誕生するかもしれません。

しかし、新製品(商品)の開発にはかなりの時間と費用がかかります。「手っ取り早く売り上げをアップするには、今ある製品がもっと売れるように考えなさい。」ということをあるセミナーで聞いたことがあります。

現在人気のある製品は更に売れる
その製品の存在を知らない人にまず知ってもらい、特徴や良さなどを詳しく説明する。また、現在売れている製品に手を加え使いやすさが向上すれば、これからも人気製品として更に売れることでしょう。

製品(商品)のPR
人は何かを買おうと思った時、これまでとの生活の変化や違いなどを考えます。採用された企画や製品は、採用に至るまでの過程から実際使ってみてこれまでとどのように変わったかなどの事例があれば自分に置き換え考えることができます。

何かを思いついた時、忘れないようにすぐメモをとるようにしたいものです。

手作り(手書き)チラシの反応は?  パン屋さんの集客イベント(3)

いよいよ イベント1日目(金曜日)
朝刊にチラシが折り込みされました。折り込みは店を中心に8000枚で薄茶色の用紙を使いシンプルに黒一色で印刷しました。
チラシの内容は他店との差別化もしたく、パン作りのこだわりや特価品コーナーも設け新規客の来店も期待できるとある程度の自信はありましたが、やはり気になります。
午後2時ごろ、店の近くで様子を見ているとかなり来店があるようでホッとしました。駐車スペースが5台分ありますが、多いときは全部が埋まることもあり、さらに自転車のお客様もあるようでした。

2日目(土曜日)
2日目はどうかと気になり様子うかがいに行きました。駐車場には車が2台と自転車が1台あり、店内に入ると4人のお客様がいらっしゃいました。奥さんはレジで次々と来られるお客様の応対と焼きあがってきたパンを並べることで忙しそうです。店の奥ではご主人と息子さんが一所懸命パンを焼いておられる姿が見えました。
お客様がちょっと途切れたうちに話を聞くことができたのですが
「中村さん。大変でしたわ。こんなにお客さんが来られるとは思わんかった。次々パンを焼くのに忙しくて休憩する時間もなかった」とご主人が作業をしながら笑顔で答えてくれました。

時間は午後3時。忙しさはもう少し続きそうです。

集客の結果を知りたくて5日後あらためて訪問しました。
来客数はどれくらいでしたか。
 奥さん・・・・・レジを打った回数は2日間で130。あらためて数を数えて驚きました。
1日目、2日目また何時ごろが多かったですか。
 ご主人・・・・何時ということはなかった。とにかくお客さんが多くて忙しかった。
新しいお客様はありましたか。
奥さん・・・・初めて見る顔がたくさんありました。
お一人、どれ位の買い物をされましたか。
 奥さん・・・・まだ詳しく計算はしていないが、2000円弱かな。
ご主人・・・・今回は儲けより、初めてのお客さんにうちのパンを食べてほしかった。
たくさんの人に来てもらえ大成功だった。
これからもまたイベントをされますか。
 ご主人・・・・1年に2回はやりたいと思っている。

ありがとうございました。とにかく成功して良かったです。

手作り(手書き)チラシの反応は?  パン屋さんの集客 イベント(2)

1回目の打合せから数日が経って
「なんとか原稿ができました」とご主人から電話があり訪問。
「大変でしたわ。難しいもんですね。こんな汚い原稿でお客さん来てくれるんかしら」と話しながら原稿を見せてくれました。

確かに汚い原稿で、鉛筆の下書きはきれいに消されてなくて残っているし、イラストの書き直しのものを何か所もぺたぺたと貼ってある状態でした。でも、一所懸命さは必ずお客様に伝わるということを話して完璧な修正はせず、見ずらい部分だけを直すことで、手作りの温かさを残して印刷することにしました。

修正の仕方
まず、鉛筆の下書きを消しゴムで消し、黒インクで書いた文字で薄いところを上から書き足 す作業をした後それをコピーをすれば、実際に印刷した時の仕上がり具合が分かります。
コピーをしてみると分かりますが、まだ薄くかすれた文字などがあれば、もう一度その上からサインペンなどでなぞればいいわけです。また、イラストなどを切り貼りした切り口の影が気になればホワイト修正ペンなどで消し、ほかに目立つ汚れがあれば同じように消して下さい。
できるだけきれいな原稿に仕上げたい思えば、このように修正とコピーを繰り返していけばいいわけです。

これで印刷の仕上がりイメージも分かりようやく原稿の完成です。

また1回目の打合せでお願いした、他店との違いをアピールするために作り方や材料へのこだわりも書いていただきましたので反応も期待できそうです。
イベント当日が楽しみです。

手作り(手書き)チラシが大反響!  パン屋さんの集客イベント(1)

町中にあったパン屋さんが郊外に店を移転して十数年がたち、15周年の感謝セールを企画しました。
「これまでのお客様に感謝し、まだ来られたことのない人たちにも自慢のパンを食べてほしい。折り込みチラシを作りたいので相談に乗ってほしい」とのことでした。
少ない予算で効果の期待ができる「手作りチラシ」をお勧めし、ご主人も納得。奥さんも交え三人で検討していきました。

チラシの体裁
1.チラシのサイズはB4
折込み料金はB4までの大きさが最低料金となります。 B4より大きいチラシは新聞からはみ出てしまうので折ってB4以内の大きさで持ち込むことになります。 料金も高くなり、 2ツ折りの場合はB4までの料金の2倍になります。
また、B4サイズのチラシは帯として使われます。帯とは、販売店さんが新聞にチラシを差し込みしやすいようにB4のチラシ一枚を2ツ折りにし、その中に他のチラシを挟み束ねるという作業をします。帯として使われたチラシはすごくラッキーです。一番上になるので目に付きやすいということです。
2.印刷は一色
ご主人の素朴な感じを出したいという希望で黒一色。用紙はパン屋さんのイメージで薄い茶色に決定。
3.すべて手書き
絵に自信があるというご主人がイラストを担当し、 奥さんは文字と全体をまとめる役割で進めることにしました。
毎日たくさんのチラシが折り込まれてきますが、どれもカッコよくデザインされ、綺麗にカラー印刷されています。 その中から手書きのチラシが出てくれば、ちょっと気になりつい見てしまいませんか。新鮮な感覚もあり、誤字や脱字があってもこれも愛嬌と許してもらえ、ほのぼのとした感じがするのも手書きチラシの特徴です。

PRのポイント
1.折り込み枚数

店を中心に、あまり範囲を広げず8000枚程度で年間2~3回は同じエリアに情報発信する。
2.特徴とこだわりを書く
ご主人の話をお聞きすると材料を吟味し、  かなり手間をかけて作られていることが分かった。他店との差別化もしたく、それぞれのパンに特徴やこだわりを書いてほしいとお願いしました。
3.特価品で引きつける
これまでのご愛顧に感謝の気持ちと、新規のお客様にも何種類も食べてみてほしい。思い切って惣菜・菓子パンの全商品を100円で販売したい。

これで計画は出来ました。あとは頑張って印刷原稿を作って頂き、後日見せてもらうということで1回目の打ち合わせが終了しました。出来上がりが楽しみです。

販促ツール(チラシ、パンフレットなど)を作る秘訣

自分で考えてはいけない。売れる販促物を作るための情報はお客様が持っている。

先日、岡本達彦氏(販促コンサルタント)のセミナーへ行ってきました。
「売れないのは、チラシ・DM・ホームページに、お客様の気持ちを反映できていないからだ」「お客様の悩み・不安、購入プロセスを知ることが、利益アップへの第一歩!」という内容で、現在提供している商品やサービスが、お客さまに役立っていることを他のお客さまにも伝わるような広告作りが大事であり「お客様が悩み困っていることや望んでいることを解決する方法を教えてあげればいいわけです」
では、お客様からその情報を聞き出すかということですがどのような方法があるでしょうか?

というわけで岡本達彦氏の提案しているのが「A4」1枚アンケートを実施するということです。「なぜ、売れるチラシ・DM・ホームページをつくるのにアンケートを取ることが必要なの?」と疑問を持たれる方も多いでしょう。その理由は「売れるチラシ・DM・ホームページをつくるために必要な情報は、あなたではなくあなたのお客様が持っている」からということでした。

実際このアンケートを取る方法で販売成績が上がったという事例も聞きました。またアンケートを取る方法・内容などが詳しく書かれた「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法という岡本氏の書かれた本がありますが、ベストセラーでもあり既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、たいへん参考になるお薦めの本です。